今回紹介するのは『1分間文章術』です。
この書籍からは
「怖がらずに文章を書こう」
と感じました。
文章を書きたい、でも書けない。
そんな人を応援してくれる書籍です。
理由は2つあります。
- 文章は真似ても良いと教えてくれる
- これでもかと、文章執筆のハードルを下げてくれる
文章は真似ても良いと教えてくれる
『1分間文章術』では文章上達テクニックとして”作家の文体を真似る”があります。
真似ると不思議なほどに文章をスラスラ書けるようになると述べられています。
オリジナルの文体・文章でないとダメ。
そんな縛りは必要ないのです。
『1分間文章術』では
- どんな作家を真似ればいいのか
- 何人の作家を真似ればいいのか
- 作家の文体を真似るのに最適な本はどれか
といった具体的な方法について語られています。
これでもかと、文章執筆のハードルを下げてくれる
巷では文章には型がある、1文は60文字以内など、文章には様々なルールがあると語られています。
しかし『1分間文章術』では文章は自由に書けばいい、ルールに縛られ一言も書けないならルールなんて捨てろ、そう感じさせる記述があります。
様々なルールを気にし、精神的に文章が書けないという方は、考えさせられると思いますね。
筆者について
『1分間文章術』の筆者は石井貴士さん。
石井さんは慶応義塾大学経済学部に合格し、卒業後はアナウンサーになります。
しかしアナウンサーを辞職し「ゼロからビックになれば多くの人を勇気づけられるはず」と決意。
2003年に起業を果たしています。
『1分間文章術』で文章が書けない人を応援しているのは、自分と同じようにゼロ(文章が書けない)からビック(文章が書ける)に成長してほしいからかもしれませんね。