文章を分かりやすく書くために!1分で読める書籍感想⑤

紹介する書籍について

今回紹介するのは「『なぜ』と『どうして』を押さえてしっかり!まとまった!文章を書く」です。

 

今回の書籍は

  • 一行書くだけで文章が止まる人
  • 何を書いたらいいかわからない人

向けだと感じました。

 

今回の書籍を読むと「読み手に伝わる文章が書けるようになる」と感じています。

 

筆者は前田安正さん。

前田さんは新聞社に長年勤めていた経験があり、企業の広告研修などにも出講しています。

そもそもどうやって文章を書けばいいのか、その悩みを解決すべく出版したのが

「『なぜ』と『どうして』を押さえてしっかり!まとまった!文章を書く」です。

 

なぜ「読み手に伝わる文章が書けるようになる」のか

「『なぜ』と『どうして』を押さえてしっかり!まとまった!文章を書く」では

  • 文章に文字を加え、自身の考えを具体的にする技術

について深く語られています。

 

文字数が多いと書き手の考えがより詳細に伝わります。

 

例えば

  • 私はライオンが好き。

より

  • 私はライオンが好き。かっこいいから。

の方が自分の考えが他人に伝わる文章になります。

 

文章量を増やし、書き手の考えをはっきりさせる。

その結果、書き手の考えが詳細に読み手に伝わるようになる。

 

「『なぜ』と『どうして』を押さえてしっかり!まとまった!文章を書く」では、このようなことが学べます。

 

 

 

文章が一行も書けない人へ!1分で読める書籍感想④

今回紹介するのは『1分間文章術』です。

 

この書籍からは

「怖がらずに文章を書こう」

と感じました。

 

文章を書きたい、でも書けない。

そんな人を応援してくれる書籍です。

 

理由は2つあります。

  1. 文章は真似ても良いと教えてくれる
  2. これでもかと、文章執筆のハードルを下げてくれる

 

文章は真似ても良いと教えてくれる

1分間文章術では文章上達テクニックとして”作家の文体を真似る”があります。

真似ると不思議なほどに文章をスラスラ書けるようになると述べられています。

オリジナルの文体・文章でないとダメ。

そんな縛りは必要ないのです。

1分間文章術では

  • どんな作家を真似ればいいのか
  • 何人の作家を真似ればいいのか
  • 作家の文体を真似るのに最適な本はどれか

といった具体的な方法について語られています。

 

これでもかと、文章執筆のハードルを下げてくれる

巷では文章には型がある、1文は60文字以内など、文章には様々なルールがあると語られています。

しかし1分間文章術では文章は自由に書けばいい、ルールに縛られ一言も書けないならルールなんて捨てろ、そう感じさせる記述があります。

様々なルールを気にし、精神的に文章が書けないという方は、考えさせられると思いますね。

 

筆者について

1分間文章術の筆者は石井貴士さん。

石井さんは慶応義塾大学経済学部に合格し、卒業後はアナウンサーになります。

しかしアナウンサーを辞職し「ゼロからビックになれば多くの人を勇気づけられるはず」と決意。

2003年に起業を果たしています。

『1分間文章術』で文章が書けない人を応援しているのは、自分と同じようにゼロ(文章が書けない)からビック(文章が書ける)に成長してほしいからかもしれませんね。

1分で読める書籍感想③!【メルカリ】売れない説明文の脱しかた

今回紹介する書籍は『たった400字で説得できる文章術』です。

 

この書籍では主に「相手を納得させる文章の並べ方(文章構成)」が学べます。

 

メルカリでは、商品の魅力を伝え相手を説得させる技術が必須。

 

文章構成を見直し商品の魅力を伝えれば、売れなかった商品が売れるようになるかも!

 

という訳で、『たった400時で説得できる文章術』を紹介していきます。

 

『たった400字で説得できる文章術』で私が学んだこと

『たった400字で説得できる文章術』の著者は樋口裕一さん。

 

樋口さんは20年間、文章の添削をしてきました。

 

今まで添削してきた文章は、10万枚を超えている文章の達人。

 

そんな書籍で学んだことは主に2つ。

  • 相手を納得させる文章の並べ方(文章構成)
  • 自分の意見に説得力を持たせる方法

相手を納得させる文章の並べ方(文章構成)

『たった400字で説得できる文章術』では、文章の並べ方には決まった型・テンプレート(起承転結など)があると述べられています。

 

相手を納得させる文章も同様。

 

決まり切った型・テンプレートに従い文章を書けば、自ずと説得力のある文章が完成します。

 

自分の意見に説得力を持たせる方法

『たった400字で説得できる文章術』では、自分の意見に説得力を持たせるために、裏付けが必要だと述べられています。

 

裏付けがあることによって、自分の意見に客観性を持たせられます。

 

『たった400字で説得できる文章術』では、様々な裏付けの方法が紹介されており、自分の意見に説得力を持たせられます。

 

1分で読める書籍感想②!『あなたの文章がみるみるわかりやすくなる本』

『あなたの文章がみるみるわかりやすくなる本』の感想は2つ

 

  • 文章を見直すきっかけになる

  • 文章術が身に付きやすい

 

『あなたの文章がみるみるわかりやすくなる本』とは

 著者は石崎 秀穂(いしざき ひでほ)さん。

 

石崎さんはさまざまな分野のHPやメールマガジンを運営しています。

 

運営している中には、100万アクセスを突破した英文法のサイト、合計発行部数1万を超えるメールマガジンがあります。

 

 この本では6個の文章術が記載されています。

 

6個の文章術とは「削る、強弱をつける、並べる、たとえる、読みやすくする、文を整える」のこと。

 

これらの文章術は石崎さんがHPやメールマガジンの運営を通し、身に付けたものです。

 

言わば効果が実証されている、文章における必殺技。

 

このような6個の文章術を、学ぶことができます。

 

『あなたの文章がみるみるわかりやすくなる本』の特徴

 この本には、以下の2つの特徴があります。

 

  • 例文がある
  • 練習問題がある

 

 この本には以下の2種類の例文があります。

 

例文1・・・読み手が読み”にくい”文章

 

例文2・・・読み手が読み”やすい”文章

 

この本では6個の文章術を使い、例文1を読み手が読み”やすい”文章(例文2)へと、改良します。

 

例文1と改良された文章(例文2)を見比べると、文章術の効果を実感できます。

 

 練習問題では6個の文章術を使って、文章を読みやすく改良します。

 

具体的には以下の形になります。

  1. 読み手が読み”にくい”文章、が提示される
  2. 読み手が読み”やすい”文章、にするためにはどうすればいいか考える
  3. 本の中の回答と答え合わせをする

練習問題というアウトプットが、「本を読むだけ」以上の習得効率のもたらしてくれます。

 

 

 

 

 

 

1分で読める書籍感想!『文章を書くのがラクになる100の技』

『文章を書くのがラクになる100の技』で、2つのことを学びました。

 

  1. ルールがあると、文章執筆が楽になる
  2. 考えてから文章執筆すると、楽になる

 

『文章を書くのがラクになる100の技』このタイトルを見ると、文章を書くための技術(文字数を増加・削る方法など)が多く記載されている印象を、受ける方もいると思います。

確かに、そういった技術面の記載もあります。

しかしこの著書では、文章執筆以前の準備(メモの取り方、構成の作り方)に関する大切なこと・ルールについて多く記載がされています。

 

ルールがあると、文章執筆が楽になる

ルールがあれば、「自分はこんな風に行動する」と指針が立てやすくなります。

すると文章執筆が創作活動ではなく、安定した流れ作業へと変貌。

毎回0から考えるよりも苦労なく、格段に早く文章執筆が行えます。

 

考えてから文章執筆すると、楽になる

小中高での作文は、多くの人が「数行書いては、次に何を書くか考える」と考えながら文章執筆をしていたと思います。

考えながら文章執筆をすると、「アレを書くのを忘れてた!」「この文章はいらないか?」と、執筆途中で文章構成の再構築をする羽目になり、タイムロスが生まれます。

執筆前に文章構成を考えてから文章執筆をすると、文章執筆が流れ作業へと変貌。

苦労なく、余計なタイムロスが無く、文章を執筆できます。

 

著者について

著者は佐久間 功(さくま いさお)さん。ライター・編集者を約30年間務め、TV番組やDVDのナレーション原稿を行った経験があります。